日本と海外の給湯器の大きな違い

北米に住んでいた頃はアパート暮らしだったので備え付けの給湯器を使っていました。管理も大家さんがしてくれていたので何も不便はありませんでした。友人が現地で結婚して一戸建てを購入したので色々見せてもらう機会がありました。日本のようにコンパクトな物はあまりないイメージの北米ですが、最近は少しずつ小さめに作られている物が増えています。エコが叫ばれるようになってからは、省エネを意識する人も増えたので、給湯器も省エネタイプが人気です。日本の企業の物も沢山販売されていました。給湯器のタンクがないものが大人気だという話も聞きました。省エネは勿論、お湯が足りなくなることもありませんし、とてもコンパクトに作られています。


北米では大きなタンクに沸かしたお湯を貯めておくタイプが一般的ですが、シャワーやバスタブにお湯を張るとすぐになくなってしまいます。タンクがなくてもすぐにお湯を沸かして使える給湯器は北米ではとても新しい商品でした。しかし日本製の給湯器は価格も高いので一般家庭ではあまり使われていません。ホームステイをしていた家庭でもホストファミリーからいつもお湯を使う時は短時間にしてほしいといわれていました。ガス給湯器だったのですが、水の温度設定が上手くいきませんでした。急に高温のお湯が出てきたり、水になったりしました。冬場はとても厳しかったです。日本製の給湯器は外国でも高い評価を受けています。アメリカでは数年前に、政府がガス瞬間式の給湯器を購入する人に補助金を出していました。エネルギーを効率良く使えるエコな賞品として注目されています。


ヨーロッパに住んでいた友人はシャワーのお湯を十分に使いたいとアパートの大家さんに相談して、電気式の瞬間湯沸かし器を設置しました。ガス式の瞬間湯沸かし器よりも2周りほど小さく、シャワー室の壁に取り付けられます。本体にヒーターが入っていて水をすぐに沸かしてくれます。適温のお湯でシャワーが浴びられる環境は海外では貴重です。ヨーロッパでは家等のリフォームも部分的に行うことが多いようなので、手軽に設置できるタイプが人気だそうです。価格も安いものだと約1万円台から売られているようです。使用する時だけ電気を使うので、経済的だとも思いました。不思議なことに、シャワー用だけが販売されていたようですが、最近は台所や洗面所でも使えるタイプが出ているかも知れません。海外の給湯器事情を知るといつでもお湯がたっぷり使える日本はとても幸せだと思います。

固定ページ